平成18年12月より、応急手当の方法が改正となりました。
改正点は従来の応急手当をより効果的な方法へと変更したものです。
新しい応急手当の方法等詳細は、東京消防庁のページをご確認下さい。

【東京消防庁】
http://www.tfd.metro.tokyo.jp/lfe/kyuu-adv/life01-2.html
(従来の手順を否定するものではありません。)

 

   
 

災害時には多くのケガ人が続出することが予想されます。その際には、周囲の人が協力し合い、救命の手当てを迅速かつ的確に行い、救急車の到着を待つことが大切です。

意識がなければ気道確保と119番通報→呼吸がなければ人工呼吸(2回)→循環のサイン(呼吸・咳き込み・体の動き)がなければ心肺蘇生(心臓マッサージ30回・人工呼吸2回)を繰り返し行なう。
気道を確保したまま、額に当てた親指と人差し指で鼻をつまむ。 大きく口を開け、傷病者の口を覆い、静かに息を吹き込む。(胸が軽く膨らむ程度) 顔を胸部側に向け、胸の動きと呼吸を確認した後、もう1回息を吹き込む。
     
■ 心肺蘇生法の手順(成人の場合)
     
きれいなガーゼかハンカチを傷口に当て、手で圧迫する。 さらに三角巾、巻き包帯、手ぬぐいなどを用いて圧迫包帯をする。 包帯の上から血が滲み出る場合は、その上からさらに圧迫包帯をする。
     
出血部を心臓より高くする。※止血の手当てはビニール袋などを着用し、感染防止を図ること。 圧迫包帯で出血が止まらない場合は、出血部よりも心臓側の動脈血管を探し出し、手や指で血管を圧迫する。
 
copyright東京都石油業協同組合